無料の英語リスニング教材はこれに決まり!自然な英語が身につくインタビュー動画5選!!

日本製の英語教材を見ていると、

「えー、いまどきそんな表現は使わないでしょー。。。」

と思わず言ってしまうものをよく見かけます。

音声CD付きのものになると、日本在住のネイティブ・スピーカーにナレーションを依頼して収録するため、やけにスローテンポで不自然です。

収録するという時点で、不自然ですよね。

というわけで、今回は英語のリスニング力を鍛えるために活用できる「天然動画素材」を紹介します!

もくじ

なぜ言語学習のプロたちがお勧めするNo.1リスニング教材は、インタビューなのか?

外国語学習といえば、日本では「英語、英語、英語」の一辺倒ですが、、、

日本以外に目を向けてみると、世の中には何か国語もマスターする強烈な人たちがたくさんいます。

彼らのブログを読んでいると、英語学習のヒント満載なんですよね。

そこで目についたのが、こんな記述です。

ネイティブの自然な言い回しをたくさん聞こうと思ったら、普段の会話を盗み聞きする必要がある。だけど、盗み聞きするのは難しい。

そこで、たどり着いた答えはインタビューだった。

テレビ、ラジオ、YouTube、ポッドキャストなど、いろんな媒体でインタビューが放送されていますね。

これらを活用すれば、自然な英語を無料で浴びるように聞きまくることができます。

「インタビュー」と言われても、何を選べば分からない・・・?

「インタビューが良さそうなのはわかる。」

「でも、たくさんありすぎて何を聞けばいいのか分からない・・・」

確かにそうですね。

20年前、僕が本気で英語に取り組み始めた頃とは見違えるような環境になり、選択肢がたくさんありすぎて、選べない状態になりましたね。

シーナ・アイエンガー氏の『選択の科学』を思い出します。

ジャムの試食コーナーで、24種類のジャムを提供したときよりも、6種類のジャムを提供したときの方が、10倍も売れたという実験が紹介されていましたね。

さらに、GoogleやYouTubeで「interview」と検索すると、就職・転職の面接に関するものが大量に出てきます。その中から、自分が求めているリスニング教材を探すのは大変。

というわけで、

おススメのインタビュー教材をリンク付きで紹介していきますね!

超おすすめのインタビュー動画5選はコレだ!

『ラリー・キング・ナウ』

『ラリー・キング・ナウ』

「トークの帝王」「マイクの名匠」とも呼ばれるラリー・キング氏。

彼のキレのある司会っぷりには、いつも驚かされます。

インタビューされる方々も有名人が多く、キング氏の魔術によって本音トークが引き出されていきます。

テンポが速く、リズムがあるので聞いていて楽しいです。

『ザ・エレン・ショー』

『ザ・エレン・ショー』

エレン・デジェネレス氏といえば、第86回のアカデミー賞授賞式の司会をしたコメディエンヌ(女性のコメディアンのこと)です。

この人、メチャメチャおもしろいです。

あのときの司会っぷりを目撃していた人なら分かりますよね。

この写真をみれば、ピンとくるでしょうか?

一般的な話をすると、

(僕を含めて)日本人って、英語を使うシーンになると、伝えよう、理解しようと必死になって、何でも真面目に受け答えしてしまいます。

そんなときに大いに役立つのが、こうしたコメディアン(コメディエンヌ)たちが持つユーモアのセンス。

ユーモアがある人の評価は世界的に高い!

このことは絶対に忘れないで、日々精進していきたいです。

このトーク・ショーで、エレン氏が使うネタをそのままキープしたり、応用したりしてみるといいですね。

『マイ・ネクスト・ゲスト』

『マイ・ネクスト・ゲスト』

アメリカでコメディアンと言えば、この人。

デビット・レターマンです。

長年、深夜番組の司会者を務めてきた70歳を超える大ベテラン。

Netflixのオリジナル番組として、『マイ・ネクスト・ゲスト』というショーがあります。

元アメリカ大統領のオバマ氏が初回のゲストですね。

こういった大物相手のインタビューがじゃんじゃん登場します。

「David Letterman」でYouTubeを検索すると昔の番組などもたくさん観ることができますよ。

エレン氏が女性なので、男性コメディアンの笑いのパターンも習得すると良いです。

『インパクト・セオリー』

『インパクト・セオリー』

ちょっとお笑いに走りすぎたので、今度は自己啓発系です。

いわゆる成功者たちをたくさんインタビューしています。

日本ではあまり知られていないけど、アメリカでは著名な人たちのインタビュー満載です。

例えば、

「週4時間だけ」働く。

という本を書いたティム・フェリス氏や

『ゲイリーの稼ぎ方』

のゲイリー・ヴェイナチャック氏など。

自己啓発的な要素がたっぷりなので、英語の勉強だけじゃなくて、仕事や遊び、生きることに真剣になってしまいそう!

超おススメです。

『ザ・ジム・ジェフリーズ・ショー』

『ザ・ジム・ジェフリーズ・ショー』

最後に、オーストラリア・アクセントのジム・ジェフリーズ。

彼もコメディアンですが、

「えっ、そんな際どいことを言っても大丈夫なの?!」

と思うような、アメリカでもなくイギリスでもない立場から辛口な政治的コメントがさく裂します。

視野を広げる意味でも、見ておいて損はないですね。

インタビュー動画の決定版はやっぱり自分の好きな分野で

僕の好き勝手なインタビュー動画5選をみていただきましたが、

やっぱり最高に勉強になるのは、自分の好きな分野・得意分野のインタビューを聞くことです。

「interview」というキーワードでは、

就職・転職時の面接という意味と捉えられることが多いので、ここで一つ良いキーワードを教えますね。

それは、

「talk show」「TV show」「online show」

など、「show」を入れるといいです。

動画が不要で、音声だけで良いのなら、

「online radio」「podcast」

などと、自分の好きな分野のキーワードを合わせて検索してみてください。

例)「guitar」+「talk show」

ギター + トーク・ショー

すると検索結果には、

「ギター・ラジオ・ショー」や「オール・アバウト・ギター」「ベスト・ギター・ポッドキャスト」などが表示されています。

自分の興味のある内容に関わる人の数は、英語圏の人口の方が多いはずです。(よほど日本にしかないようなマニアックな趣味でない限り)

趣味を通じて英語を習得できれば、それこそ一挙両得です。

ぜひ見つけてみてくださいね。

「特に何も思いつかない・・・」という方は、僕の紹介したインタビュー動画5選をまずお試しください。

この記事を書いた人

英語学習歴34年/英検1級(優秀賞)・TOEIC990/米国大学・大学院卒

カセットテープで英語を始めてから34年。
1年間独学した後、19歳で短期留学したものの、現実は厳しかった。

「マッチください」が通じない(母音の「あ」の音が違う)。ドーナツやで「1ドル17セント」が聞き取れず、100ドル札を出して驚かれる。独学だけでは限界があることを、痛感しました。

帰国後、TOEFL対策に本腰を入れアメリカの大学留学を実現するも、授業には全くついていけず、ESL教師に「本当に500点超えたの?」と疑われる屈辱も。それでも諦めず学び方を変え、大学・大学院を卒業。英検1級(優秀賞)・TOEIC990点を取得しました。

現在は、情報収集のほぼ100%を英語で行い、英語ライティングは680日以上継続中。英語は"日常言語"になっています。

このサイトでは、2つの基準で教材・サービスを厳選:
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